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マラドーナ選手「神の手」ゴールのボール、5億円超で落札
サッカーのアルゼンチン代表だった故ディエゴ・マラドーナ氏が1986年のワールド・カップ(W杯)で、「神の手」ゴールとして有名なゴールを決めた際に使われていたサッカーボールが22日、オークションで335万ドル(約5億3300万円)で落札された。
マラドーナ氏は、1986年にメキシコで開催されたW杯の準々決勝で、イングランドのゴールキーパーのピーター・シルトン選手をかわし、ボールをパンチでゴールに押し込んだ。
マラドーナ氏はこの試合後、記者団に対し、ゴールを決めたのは「マラドーナの頭が少しと神の手が少し」だったと話した。
試合はアルゼンチンがイングランドに2対1で勝利した。アルゼンチンはそのまま決勝へ進み、西ドイツ相手に勝って優勝した。
同じ対イングランド戦でマラドーナ氏はその後、「世紀のゴール」として知られることになるゴールを決めた。5人の選手をドリブルでかわし、シルトン選手の脇を抜けるシュートを入れた。
この試合で使われたボールは22日、アメリカのヘリテージ・オークションで330万ドルで落札された。当初は、1000万ドル近い値が付くと予想されていた。
オークション前にロイター通信の取材に応じたヘリテージのオークション担当、マイク・プロヴェンゼイル氏は、「これはまさに唯一無二の品で、現存するサッカー関連品の中でおそらく最も重要なものと言える」と話した。
1986年の試合で主審を務めたチュニジア人のアリ・ビン・ナセル氏は、試合終了後にアディダス・アステカのボールを受け取り、30年以上保管していた。
ビン・ナセル氏は2023年、そのボールが試合で使用された唯一のボールだと確認する書簡に署名した。これが唯一の使用ボールだったことは、その後の第三者鑑定によっても確認されている。
ビン・ナセル氏は2022年に、このボールを237万ドルで売却した。新しい所有者は2023年に再びオークションに出品したが、入札額が設定された最低価格に達しなかったため、落札されなかった。
マラドーナ氏が同じ試合で着たシャツは、2022年のオークションで710万ポンドで落札された。