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ロンドン・マラソンに4万2000人参加 コスプレも盛り上がり
スパイダーマン、シュレック、赤い郵便箱……。ロンドンを東から西へ走るロンドン・マラソンが2日、実施され、思い思いのコスプレをした人も、そうでない人も、各国からの招待選手と共に走った。参加者は約4万2000人に上った。
マラソンのコースは、ロンドン東部グレニッチから、バッキンガム宮殿の前の大通り「ザ・マル」まで。第42回を数えるロンドン・マラソンは伝統的には4月に行われるが、新型コロナウイルスの影響で10月に開催されるのはこれで3回目。来年には再び4月の日程に戻る予定。
女子マラソンはエチオピアのヤレムゼルフ・エフアラウが2時間17分26秒で、男子マラソンはケニアのアモス・キプルトが2時間4分39秒で、それぞれ優勝した。2人ともロンドンでは初優勝となる。
23歳のエフアラウは、残り約6キロで後続を振り切り、昨年優勝のジョイシリン・ジェプコスゲイ(ケニア)に41秒差をつけて、ロンドン・マラソン最年少のチャンピオンになった。
キプルトは残り5キロでスパートして後続を引き離し、レウル・ゲブルシラセ(エチオピア)に33秒差でゴールした。
男子車いすマラソンではマルセル・フグ(スイス)が昨年に続き優勝。タイムは1時間24分38秒と、このコースでの新記録を出した。
フグは終盤のスプリントで、2位のダニエル・ロマンチュク(アメリカ)と競り合った末に優勝した。3位は地元イギリスのデイヴィッド・ウィア。ウィアにとっては23回目のロンドン・マラソンだった。
女子車いすマラソンでは、カテリーヌ・デブルナー(スイス)が1時間38分24秒のコース新記録で優勝。男女ともスイス勢が制する結果となった。2位はスザンナ・スカロニ(アメリカ)、3位はイーデン・レインボウ=クーパー(イギリス)だった。
レース開始の合図は、今年7月に女子サッカーの欧州選手権(ユーロ)で優勝したイングランド代表チームの、リア・ウィリアムソン、エレン・ホワイト、ジル・スコットの3選手が鳴らした。
ウィリアムソン選手が午前8時50分ごろに車いすレースの開始を鳴らし、午前9時にはホワイト選手が女子エリート選手の開始を合図。スコット選手は午前10時までに男子エリート選手とその他の参加者全員がスタートラインを通過するよう、合図した。
歌手・俳優のシンシア・エリヴァさん、俳優スティーヴン・マンガンさん、リアリティーテレビで人気を得てテレビ司会者になったマーク・ライトさんたち、著名人も参加した。昨年出場するはずが負傷のため欠場したライトさんは、今年念願の出場と完走を果たした。
オリンピック金メダルを4つ獲得しているイギリス陸上界のスター選手、サー・モー・ファラーも出場の予定だったが、腰を痛めたため欠場すると先月28日に発表していた。
沿道には大勢が並び、出場者に水や食べ物、歓声を提供し続けた。
コスチューム姿で完走する人も多く、BBCのフランキー・マキャムリー記者によると、鉛筆として完走した男性はギネス記録を達成した可能性があるという。
ロンドンのサディク・カーン市長は、「今日走っている全員に拍手を送りたい。私も2014年に参加しただけに、どれだけ大変で、どれだけやりがいのあることか、よく知っている」として、「大事な社会貢献活動を支援するために何万人もがこうしてロンドン市内にあふれる様子は、とてもすごいことだ」と述べた。